人と石
古代より人の生活の中に装飾品、景観石製品、墓石として石は切っても切れない地球からの送り物です。
その歴史の一端をご紹介いたします。
- 古代、縄文、弥生時代
- 石おの、包丁、矢じりなど武器に使用
関東ではサヌカイト(けい石)を海を渡って神津島で採石した調査結果があります。(伊豆半島より南約45キロ) - 飛鳥、奈良、平安時代
- 古墳の建設 石造物、庭灯篭など製作
石舞台古墳
酒船石
飛鳥灯篭
石人像この時代の造形石は朝鮮半島の技術者によって作られている物が多い。
- 鎌倉、室町、安土、江戸
- 上流階級、武士の墓石の建立、茶道庭園の確立で庭灯篭の多様化
お城築城による石垣の建設(姫路城、熊本城など)
五輪石(飛鳥寺にて)
蘇我氏の墓と云われている。
織部灯篭
城の石垣 - 明治~現代
- 一般国民の墓石の建立
建物の建築材として使用が増える(国会議事堂、庁舎、銀行など)
明治大正の頃の墓石